わが町のインフルエンザ情報です。参考になれば。
以下は小児科の先生から情報そのままです。
兄弟を介して流行が拡大しています。保育園でも患者が出ています。
○○小学校の流行はまだ続きそうです。
○中、○中、○○中でも発生してます。今後大流行にならなければいいのですが。
兄弟間の感染は多いですが保護者の感染は少ないです。
軽症の例もあり、体調不良、かぜと思われている方も多いのかもしれません。
新型インフルエンザワクチンは今回の流行には間に合いません。
罹患した患者さんの保護者に、「最強の新型インフルエンザワクチンをすませたね」と話すとホッとされて笑顔になります。本人も注射をしなくてよいと分かるとしんどいながらも笑顔になります。
幸いタミフル・リレンザが有効ですので、経過は良好です。
ただ、急激発症する、脳症、肺炎、心筋炎が心配で、注意しながら診療しています。
インフルエンザばかりでなく、鑑別の必要な疾患もあり患者数の増加と共に、職員ともども疲れています。
まさに、災害ですね。ただ、今回は他地域からの応援は期待できず、自力で解決していかないと
いけないので、情報発信と連携が大切ですね。11月末までには流行が終息するのを祈ります。
ここからは全国共通事項です。
MLインフルエンザ流行前線情報データベースもご覧ください。
迅速キットで陽性例と陰性例を報告しております。
http://ml-flu.children.jp/
