インフルエンザの登園登校基準についてby小児科の先生

横浜星川クリニックのの山本先生は以下ように話されています。

登園登校の基準は、原則として発熱してから8日目。つまり月曜に発熱したときは
翌週の月曜から登園登校が可能です。(厚生労働省の基準)
それまでは解熱していても自宅に待機してください。
また、解熱後2日たっていなければ、もう少し長めに休んでください。

ただし、その後、文部科学省からは解熱後2日(48時間)たてば
登校可(感染させる可能性はありますが)という基準も出され、
現在は二重の基準が社会にあります。学校のほうがそれでもかまわなければ
それに従って登校していただいても良いのですが、
タミフルリレンザを服用している間(治療開始後5日間)は登校しないでください。


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私(小児科の先生)も同じ意見です。

早く受診し、タミフルリレンザを服用した場合、翌日には解熱することが多く
本人は治ったと思っていても、発熱して3日目つまり解熱後2日(48時間)めの
検査で陽性になることも多くあり、他の人に感染させる可能性があります。
三宅もタミフルリレンザ服用中は休んでもらいたいと考えています。

他の人に感染させる可能性があるということを理解して、
きちんと対応できる場合はかまわないとも思いますが・・・
あくまで、主治医の判断がゆうせんされます。

学校外への職場研修などでは、特に病院、介護施設、保育所など
ウイルスを持ちこまれると、非常に迷惑をかける場合もあります。
自分の都合だけでなく、他人に感染させないということも
考えて対応をとっていただきたいと思います。

病気で休むということは、悪いことばかりではありません。
私はたいてい熱型表を渡して記録してもらい、次回の来院日に持参してもらっています。

大きな子には、先生からの宿題よと話し、本人に記録してもらいます。
記録することで自分の体の様子が理解できるし、
病気のつらさや治療の意味もわかります。
また、家族のやさしさも感じることができます。病気も学習です。

何のために薬を飲むのか  苦いのを我慢して飲んだから治ったとか
家族がやさしく看病してくれたとか お母さんにうつって看病してあげたとか
自分は熱が下がって元気になったけど、他の人にうつしたらいけないので休むとか
子どもたちは、病気に勝ったという達成感や家族のやさしさを感じ成長しています。


<小児科の先生から親子の関係・子どもが自分の体調を知ることからの成長について、話していただくと、ほっとしますね。by aed>

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