稲刈りによせて

今日は我が家の稲刈り
都会から嫁に来た私は、去年初めてライスセンターの順番待ち要員にかりだされましたが、ライスセンターが空いていて、用なし。
今年もお昼からの順番待ち要員で、初軽トラ運転です。
昔に運転免許を取っているので、チェンジのある軽トラの運転もできますが、
お嫁ちゃんと娘はノークラ免許=今の軽トラは運転できません。
息子がコンバインに乗っていますが、今のコンバインは1俵ずつ袋に詰める旧型
このコンバインがつぶれたら、もう購入できません、我が家の収入では。
ご近所の兼業農家が、どこもよく似た状態と聞きます。
夫いわく
農業収入は常に赤字。体力と労力と本業の仕事の後の時間を必要とされる米作りを息子にさせるつもりはない。今の機械が壊れるまで、(夫の)親が死ぬまでの兼業農家でいい。賃金が下がり続ける不況の中、年1日しか使わない田植え機、コンバインに何百万もかけれない。農業するためには、まだ、軽トラ、耕運機が必要。それにも少なくないお金がいる。でも、それがないと兼業農家では無理。借金して機械と車を買っても、その借金を返すだけ農業収入はない。本来の生活に、時間もお金も食い込む農業を負担に感じないなんて無理。ただ、農業をやめた後の始末も大変。・・・・・と頭を抱えています。

これでは唯一日本で90%を超えている米の自給率が落ち込むのも時間の問題ではありませんか。

一切農業に関わっていない(夫の親との平和を保つためです)私が見ても
夫の体力・労力・経済は限界に来ています。
こんな農業政策に誰がした!と大声で叫びたい気分です。

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