インフルエンザの予防接種について

今年は季節性のものと新型の2種類があります。
全く別のものです。小児では原則としていずれも2回接種となっていますので、両方で4回接種することになります。
季節性のインフルエンザワクチンは今まで通り、A香港・Aソ連・B型の3種類のインフルエンザに対するワクチンです。新型インフルエンザのワクチンを作るため、例年の8割しか生産されておりません。
新型インフルエンザワクチンは誰も免疫を持ってないので、大人も含めて2回接種することになっています。
ワクチンの出荷量が初めのうちは少ないので、優先順位が決められており希望すればすぐに接種できるわけではありません。
新型インフルエンザワクチンは今後の接種予定についての発表内容です。
今年度中(来年3月までに)5400万人接種分を確保。医療従事者・妊婦・基礎疾患のある方を優先に、10月半ばより接種が開始されますが、幼児は12月半ば、小学校低学年は12月終わりより、となっており、新型インフルエンザの流行時期は現在進行中なので、間に合いそうにありません。
インフルエンザワクチンは感染予防ではなく重症化を防ぐ効果が期待されている程度です。ワクチンを接種してもかかる可能性はあります。
というわけで、ぜひ接種してくださいとはいえません。
以下に厚労省のホームページを紹介しておきます。
新型インフルエンザワクチンQ&A
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091002-01.pdf
ワクチン接種の基本方針(図表)
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu091002-02.pdf
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