子どもに大人用市販の解熱剤は危険

新学期が始まり、学校でのインフルエンザAの症例が増えてきています。
感染せずに済ますことは不可能で、数年のうちにみんなが感染し、普通のインフルエンザになるのですね。
とは言ううものの、大きな流行のピークになってもらうと医療機関も対応できず、 市民生活にも影響があります。順番にだらだらと感染していくことを願っています。
発熱して半日では、迅速検査で陽性にならないことも多く、24時間以上たっても陽性になる率は60-80%だそうです。周囲に新型インフルエンザの患者がいて、同じ症状であれば、かぜではなくて新型インフルエンザです。新型インフルエンザとして抗インフルエンザ剤(タミフル等)を処方します。
特に注意していただきたいのは、インフルエンザの時に
こどもに、アセトアミノフェンカロナール・ピリナジンなど)以外の
熱さましを投与すると脳症になる危険があります。
こどもには、大人の熱さましを与えないでください。

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