少年の涙

今日
君の流した涙は
悔しくて
腹立たしくて
寂しくて
悲しくて・・・。
でも、
今日にしか
流せない涙の滴なんだよ。


そして
お母さんの流した涙の量より少ないかもしれないけれど
お父さんのやりきれなさより少ないかもしれないけれど
君の心に
流した涙の滴の数だけ
キラキラひかる
サッカーボールになって
仲間の思い出とともに
ずっとあるんだよ。

だから
あしたも
グランドで。





君たちを勝たせたいという思いが、こんなになりました。
(ここのことは本人には内緒でお願いします。)